コロナ影響じゃなくメディア影響で自滅
どこに行っても人が少ない。
それによって、倒産の危機にさらされている企業も増えてきている。
7割の企業で影響しているという話だ。
飲食業やスポーツジム、イベント業、観光など人が集まる類のビジネス、
場所を貸し出すビジネスなどは客足が鈍っている。
外に出ない、モノを買わない、あるいは買い占めて外出しないという行為は、
ウイルスの影響と言うよりも、政府の対応やメディアやネットの情報による
不安から来るものである。
不安から社会的責任を考慮した会社が自粛し、休業することで、
仕事を失っている人もすでに多いと言う。
自粛、休業、業績悪化による倒産ラッシュ。
そして収入が途絶えた人は、ものを買わなくなる。
買われなくなった企業もまた経営危機に晒される。
という経済的悪循環が生まれていく。
これがこのまま続けば、ウイルス以前に経済的な問題で多くの人が
今までの生活ができなくなるだろう。
国はこの騒動による経営難の事業者に対して5000億円を用意したそうだが、
であれば、全ての会社と国民を一斉に半月くらい休ませて、
国内感染がゼロになったという報道でもして、国民の不安を取り除けば
経済危機は収束するのではないかと思う。
問題は不安感。
経済の停滞は不安から来る。
つまり国民は情報リテラシー、メディアリテラシーが低いのである。
何でもかんでもメディアでやっている情報を信じて、
SNSの風潮に不安を感じて、買い占め行動をして自宅にこもる。
お湯でウイルスが死ぬとか、紙類の在庫がないとか、
ソースのない情報を信じるのであれば、
南西の方角を向いてソーセージを食べると治る」という情報を信じてもらい、
プラセボで治ってしまえばいいのである。意外と人間なんていい加減にできている。
情報を疑わない人は治りそうだから面白い。
いずれにせよ、不安感によって日本経済は落ち込み、自分の首を締めるのである。
ところで増税によって日本は10〜12月のGDPは6.3%減。
個人消費は11%ダウン。政府は台風のせいにしたが、
台風被害のない全地域で記録されているから台風は関係がない。
今回の騒動でさらに消費傾向はマイナスになると考えられる。
増税されたから買わない。買わない結果、自分の給与が下がる。
それぞれが自分が正しいことをすることで、全体としては間違う。
外出を控えることで、最終的には会社が潰れる。
合成の誤謬というやつである。
こんな事態を引き起こす情弱問題に対して、いまだに情報教育、
メディア教育はなされないし、いまだに大人は、
お金や情報やビジネスの勉強をしないのである。
コロナ影響でもなんでもなく、情報リテラシー不足で自滅しているのである。
(これが国家予算を食い潰している赤字の中小企業を淘汰するための
情報操作でもない限り、だが)
なんでも信じるなら、「筋トレでウイルスにかからない」
とか「ハグでウイルスにかからない」
とか「ミニスカートでウイルスにかからない」とか、
もっとポジティブな情報を信じてもらいたいものである。