★やっと、彼岸になり急に涼しくなりましたネ、、
先日、群馬から大量の野菜の中に巨大な豆?
そう、なた豆? 食べられらしいが、見るだけ、、、
なたまめは、マメ科の1年草で刀豆(トウズ、ナタマメ)、帯刀(タテハキ)とも呼ばれています。
マメ科の1年草としては非常に大きくなる植物で、丈は5メートル以上、
サヤも50~60センチまで大きく成長します。
サヤの中の種子も3~5センチ程の大きさになります。
なたまめの原産地は熱帯アジア地方で現在では中国の南東部、長江流域で盛んに栽培され、
中国ではなたまめは漢方薬の原料や薬膳料理等にも利用されています。
日本になたまめが渡来したのは江戸時代のはじめの頃といわれており、
現在では、一年中温暖な南薩摩地方で盛んに栽培されており、
高品質ななたまめ茶の原料に利用されています。
地元ではタッパケや帯刀(タテハキ)と呼ばれ親しまれています。
その旺盛な成長力からなたまめは昔から縁起のよい豆とされ、
商売繁盛、子孫繁栄の象徴ともされ、イソップ童話の「ジャックと豆の木」の
モデルがこのなたまめといわれています。
私たちに身近ななたまめといえばまだ中に種子ができる前の若いサヤを使った福神漬けでしょう。
また、なたまめは昔からその薬効成分が利用され、鼻炎や蓄膿症、
歯周病に効果のある生薬として利用されています。