2008/08/02 マンションが売れない、建物が売れない??

★アメリカのサブプライムローンについて

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★最近、経済のニュースでサブプライムローンという言葉が良く出てきます。 どんな意味かというと・・・。まずローンというのはお金を貸し付けること。

家を買うとき、すぐに全部は払えないから、銀行からお金を借りますね。あれがローンです。  
プライムというのは、「優良(ゆうりょう)の」という意味。サブは「それより下の」という意味です。

つまり、サブプライムローンというのは、優良より下、つまり収入(しゅうにゅう)が少ない人
向けの住宅ローンのことなのです。
アメリカにしかありません。このサブプライムローン、いま世界的に問題になっているのです。

どういうことなのでしょう。  家を買いたいと思っていても、収入が低いと、
ふつうはお金を貸してくれません。

そんな人が利用するのが、サブプライムローン。住宅ローンの会社が、お金を貸します。

収入の少ない人が、サブプライムローンを利用して家を買いました。

ローン会社は「もしかしたら返してくれないかもしれない」と考えます。 

そこで、お金を貸したときに、お礼として受け取る利息(りそく)を、普通のローンよりとても多くするのです。この利息が多いのがサブプライムローンの特徴(とくちょう)です。

でも、利息が多いと、お金を返すとき大変ですね。収入の低い人が、お金を返せるのでしょうか。
実は、アメリカでは景気がとても良くて、数年前から家を買う人がどんどん増えました。

買いたい人が多いので、住宅の値段が上がっていきます。買ったときよりも、値段が高くなるのです。 「もし払えなくなったら家を売って借金を返せばいいのです」。

ローン会社はそう言って貸しました。だから、収入の少ない人が借金することができたのです。
サブプライムローンを利用した人は600万人を超え、金額は150兆円に上りました。
ローン会社は、どんどんもうかりました。

しかし、貸した相手は収入の少ない人たちなので、返せない人が出ないか、やはり心配です。
そこでどうしたかというと・・・貸したお金を返してもらえるという権利貸したという証明書(しょうめいしょ)のようなもの、これを集めて売ることにしたのです。

では誰が買うのかというと、世界の銀行や、ファンドと呼ばれる会社です。
ファンドというのは、いろんな人や会社から、お金を預かって株を買ったりして、
代わりにもうけてあげるのが仕事。こんなものを買って、もうかるのかなと思うかもしれませんが、
利息がたくさんもらえるから魅力的。

それに、住宅の値段が上がれば心配はありませんね。

そこで世界中の銀行やファンドが、この権利をどんどん買っていったのです。  
しかし、住宅の値段がずっと上がり続ければみんなハッピーというところですが、
そうはうまくいきません。

住宅の値段が上がりすぎて、買う人がいなくなりました。その結果、おそれていたことが起きてしまいました。住宅の値段が去年から急に下がりはじめたのです。 するとどうなるか。

サブプライムローンを利用した人たちは、家が高く売れないので借金が返せません。
ローンを利用する人も減って、ローン会社はもうからなくなります。

さらに、ファンドや銀行が持っている「お金を返してもらえる権利」も紙くず同然。お金が入らなくなるから、次々と損をします。  それだけではありません。

ファンドにお金を預けている人が、心配になって金を返してほしいといいます。
そこで、ファンドは自分が持っている株を、世界中で売ってお金に代えようとします。
株を売る人が急に増えました。

株は買いたいと思う人が増えれば値段が上がり、売りたい人が増えれば下がりますね。 こうして先月、日本も含めて世界中の株の値段が、一斉に下がりました。
株を持っている人に、大きな損が出てしまったのです。
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日本でサブプライムローンを借りている人はいないのに、日本でも、株の値段が下がったのはこういうわけなのです。 その後、株の値段は持ち直しましたが、サブプライムローンの問題は続いています。

それにしても、借金が返せない人が増えたという遠いアメリカで起きた出来事が、世界中の株の値だんを下げる、という結果をもたらしました。つまり世界は、国境(こっきょう)を越えて、お金でつながっているということなのです。

●8月から、全ての食品、近いうち電気、ガスも、 ガソリンも200円時代、、、
景気が悪化する要素ばかり、私は、経験してないが、世界同時株安そして
ニューヨークから始まった、世界大恐慌なんて、@@考えたら恐ろしい、、、

早急に安定政治、で、景気回復を願いたい。