★私が通った中学校の傍で、当時自転車で通い自宅から20分くらい有りました。
それが、その桜が、天然記念物になったとは?
★ 正平年間(一三四六〜一三七〇)に新田義宗の妻子が当地に滞在したときに
植えられた桜といわれています。
これが、山妻有(ヤマツマリ)の桜です。
新田義宗は、新田義貞の三男で南北朝時代の武将でした。六歳で昇殿を許され成長後、関東
で宮方を指揮しますが、武蔵野合戦で足利軍に敗北し、越後へ落ち延びます。その後の行方にいろいろな説があり、謎に包まれています。この桜もいつ植えられたか記録になく、伝説の桜
といわれています。
目通りの周囲は八メートル近くあり、樹高は十二メートルと大きく、中心部は空洞化しているものの、樹勢は旺盛で、毎年春には近隣のソメイヨシノに先駆けて開花します。
この桜が今年二月二日に「山妻有の桜」として沼田市天然記念物に指定されました。追貝森に、大きく張り出した枝に淡紅色の花を咲かせた姿は素晴らしい景観を作り出しています。
山妻有の桜をぜひご覧ください。
★故郷にも、素晴らしい記念物が有るって初めて知った!!!