2007/07/24 ★あざみ、の根採取、、薬効``

★道端に良く咲いてる、あざみ、、この植物は強いですね、、
コンクリの割れ目やら、かたい土の中から、育ってきます。

とても根っこなんか掘れませんが、何とか今回、スコップを持って
あちこち、探して、掘ってきました、

焼酎に漬け込んだり、煎じて飲む、田舎の年よりにプレゼントと思い
採取してきました。

まず、現物を見て下さい。

綺麗な花ですが、葉や茎は、とげだらけ、革手袋でも痛い!!
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相当大きなあざみで、ここまで掘るのは、並大抵じゃなかったです。
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良く乾かして、保存!!
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「ノアザミ」(キク科)

「山には山のうれいあり海には海の悲しみや まして心の花園に 咲きし アザミの花ならば」・・・

あざみの歌に登場するあざみはノアザミのことです。
路傍に咲くこの花は誰からも親しまれてきました。

子どもの頃、この花を切り取って逆さまにして手のひらでポンポンとたたいた思いではありませんか。
不思議にも手のひらに黒色の小さな虫が出てくるのです。

手のひらをはう小さな虫を牛と言い、ピンピンはねる虫を馬と言いました。
花を手のひらでたたいては「牛が出た」「馬が出た」と言いながら遊んだものです。

ところで、アザミの世界にも大きな変化がみられます。
一九七○年代頃からヒレアザミという茎にひれのあるアザミが増えてきました。

ピンクや白の花が咲くこの花は、本来、低地に咲いていたアザミですが、出稼ぎが激しくなるにつれてこの辺りにも広がってきました。

一方、谷間の水田の辺りや湿地に生えているサワアザミは、休耕田の増加と共に減少し、これを食草として生息していたヒョウモンモドキという蝶は絶滅してしまいました。

環境の変化はこの地方にしか生息していない貴重な動植物までも滅ぼしていくのです
ノアザミ(野薊)・・・権威、触れないで、独立、厳格、復讐、満足、安心

生薬名 大薊、アザミ根①強壮、健胃又は夜尿症や不眠症②虫さされや痔に・・・。。

見分け方・特徴

多年草で葉は、やや厚く通常羽状の欠刻があって大小の鋸歯があり、いづれも鋸歯の先端はみな堅い刺になっています。

頭状花は、すべて筒状花よりなり、日中の開花しているころ、雌ずいに触れると雄ずいから花粉が押し出されます。

接触運動の一種です。雄ずいが先に熟す先熟花で、まず、雄ずいが花筒から表れます。

それが引っ込むと次に雌ずいが出て受粉します。するとまた花筒内に引き込んでしまうといった具合です。
それを目当てに、開花時の花粉媒介に多くの昆虫が訪れます。山野にもっとも普通に見られるノアザミは、北海道を除く各地に分布します。茎に軟毛が多く、もっとも早く5~6月から直径3~5センチの頭状花をつけます。

総苞(そうほう)の外側が粘っていて、色は白色、淡紅色、濃紫色などがあります。鮮やかなものは、花アザミとかドイツアザミと呼ばれています。

採集と調整

夏から秋の花期に採取して、天日で乾燥させます。
根は土を水洗いして落としてから天日で乾燥させます。 これを生薬(生薬)で、薊(けい)といいます。
薬効・用い方

利尿、解毒、止血、強壮薬として月経不順、子宮筋腫、鼻血、尿血、下血などに用いています。用い方は葉20~30グラムに水0.4リットルを入れて煎じ、約2分の1量までトロ火で煮詰めたものを1日量として食前か食間に3回服用します。

止血には根を1日量15グラムとして同様に煎じて用います。出血、吐血、鼻血、痔出血などに効き目があるとされ、健胃薬にも利用されます。根の中には、持続性の血圧降下作用物質が含まれています。

●韓国ドラマ、テレビ見ていると、医者とか、食材、漢方薬の事が、良く解りますね、、
漢方薬には欠かせない、大事な薬草の一種です。

昔の人は、自然に生えている、沢山の植物から、大事な生命を守ってきたのです。

養命酒、とか七草、等なじみが有りますね、人間には自然治癒力が有ります
急激に効く薬でなく、じわじわ、身体に効いて来る、副作用の無い、漢方薬、、、
昔の人は凄かったですね。

これから、猛暑で身体も疲れてきます、皆さんお身体慈愛して下さい。